「ジャッジの世界」と「鏡の世界」
2020年11月28日
- 森脇 直人
【「ジャッジの世界」と「鏡の世界」について】
皆様はまざーぐれいすで「ジャッジの世界」と「鏡の世界」について、少なくとも一度はお話しを聴いていらっしゃることと思います。
ですので、皆様は十分に御理解されていることかも知れませんが、私が理解していることをお伝えさせていただきます。
(皆様の御理解とは異なるかも知れませんので必要なければ受け取らないようにしてください🙏🏻)
多くの方が、周りの出来事に反応しながら、良し悪しをジャッジし、それによって気分が上下されています。
御存知の通り、起きる出来事はすべてニュートラルにできていて、状況やモノ等、それ自体にはまったく意味がありません。
ただその状況がそこにある、そのモノがそこにある、というだけで、それ以上もそれ以下もありません。
今、コロナが世界に蔓延していますが、「コロナが蔓延した」ということにも特に意味はありません。
物事に意味付けするのは、個人や社会の置かれた状況です。
個人の都合や社会の都合によって、起きた状況に勝手に意味付けをしているだけです。
ただ、それを個人の心を通して見てみると、その出来事には必ず意味(学び)があると思います。
満たされないという思い込みが満たされないという状況を生み出し、愛されないという思い込みが愛されない状況を生み出す。
お金が足りないという意識がお金がないという状況を生み出しているのかも知れません。
内側で自分が信じていることが出来事に反映されるということです。
出来事を感じ取る人間の心にとっては、全ての出来事がその人の信念の反映です。
逆説的に言えば、自分を知るためには、その出来事は手がかりになるため、「意味のあること」と言えるのです。
言い換えると、意味のないものに自分が意味付けしてしまっていたり、意味のないものを自分の心が意味あるものとして生み出してしまっていることは、すべて「自分を知るため」なのです。
自分にとって好都合なことも、不都合なことも、起きることはすべて自分を知るためのモノ…
そう思うと、すべては自分が引き起こしているということに気付きます。
起きている外側の世界をどうにか変えようとしてもどうにも変わりません。
それは、鏡に映った自分の顔を変えようとしているようなものです。
鏡に映った自分の顔を変えるためには、自分が変わる必要があります。
映ったものを見て、感じて、自分のあり方を変えていく。
そうすることでしか外側の世界は変わらないし、変えようがありません。
「好都合なことも、不都合なこともすべて体験でしかない。」
そう理解すると、出来事に反応することがなくなり、客観的に眺めること、俯瞰することができるようになります。
無駄な力が抜け、不要な心配をすることがなくなり、余計な期待がなくなります。
感情(反応)が起こることもありますが、それに流されることなく早期にニュートラルに戻れます。
そして、これからのどんな出来事もワクワクしかなくなります。
今までがどうであろうと、
今がどうであろうと、
これからどういう自分でありたいのか、自分で選択することができます。
ジャッジの世界、鏡の世界、これらを理解した上でジャッジの世界を生きる人…それはそれで良いと思います。
それもその人の選択です。
自分を変えることができるのは自分だけです。
誰が何と言おうと。
森脇 直人
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